終身保険を使って学資を積み立てる。
学資というと直ぐに思い浮かぶのは「学資保険」という名称である。しかし学資保険の目的が子供の将来の学資の準備であるなら、将来受け取れる金額が支払った(積み立てた)
保険料以上になっている保険であればなんでもいいことになる。
子供がいない人でもお金を増やしたいと思う気持ちは同じであり、学資保険の専売特許ではない。頭を柔軟にすれば選択肢も広がる。
ここでは終身保険を活用するヒントを考えてみた。
終身保険であれば一定の解約返戻金があるが、より高い利回りを期待するなら「低解約返戻金型」の終身保険を使う。
しかし「低解約返戻金型」は保険料支払期間中に解約せざるを得ない事情が発生すると元本割れが確実に発生するので注意が必要。
【30歳で子供が誕生した例 30歳 男性】
- 東京海上日動あんしん生命 長割り終身保険 400万円 45歳払い済み
(保険料/月) |
35歳~
子供0歳 |
45歳
子供15歳 |
48歳
子供18歳 |
終身 |
生涯通算 |
12,696円 |
400万円 |
2,285,380円 |
2,534,000円 |
- |
2,285,380円
2,534,000円 |
合計 |
10,630円 |
0円 |
2,285,380円
2,534,000円 |
支払った保険料,
受取れる金額 |
- この例では子供が15歳(中学卒業時)に保険料の支払いは終了し、実際学資が必要になるまで据え置くという内容で設計して貰った。
- 大学入学時(18歳時)に解約し解約返戻金を学資に充当する。
- 状況が変わり大学に行かなくなった、浪人したなどの場合はそのまま据え置けば解約受取額はさらに増加する。女の子だったら嫁入りのときに使ってもいい。
- 途中父親に万一のことがあっても400万円の保障がある。(解約するまで)
比較のため資料を請求するときは必ず設計書も請求しましょう、そして実際に電卓をたたいて確認しましょう。上記の表もそうやって地味に計算したものです。